Shiki’s Space
指導者志岐のつぶやき
胸がいっぱいになる
生徒様との授業が始まる前に、いろいろと教室で準備をしていると。。かなりはやい教室の呼び出し音のポンポーンで、誰だろうと出てみました。郵便配達員の方で、私へのレターパックでの贈り物でした。。誰だろう。。。
現在、東京大学大学院に進学し研究をしている、卒塾生のR君からでした!
私と夫への英語で書かれた手紙を読みながら、心が震えるのを感じました。その心の震えは深く、身体中に弾きわたり、目に涙が滲んできました。わたしの弱さから日々生じる迷いや、どうしようもないこの2年ほどの体の痛みが、どこかに飛んでいってしまうくらいの感動でした。
手紙には、昨年春に東京に旅立ち今まで、英語を使用することが当前である研究環境での毎日に多忙であったこと、その毎日で英語が彼のものになってきていること、、、が綴られていました。胸がいっぱいになりました。
「自分のために英語をしてもらいたい」私の願いは、「何かを得るために必然的に英語が必要であり、その必然性を本当の意味でわかること」とも言えます。
みなさんは、どう生きたいですか? 自分は何をしたいですか?
英語ペラペラに憧れなくていいです。
英語に負けてもらいたくないです。
英語を自分の必要度に合わせ勝ち取り、その自分に憧れて欲しいです。
R君の今っていいなって、胸がいっぱいになりました。
本当にありがとう。
英語をやるって?
2025年、春🌸ですね。
去年の今頃はオーストラリアはメルボルンを自ら訪問しましたが。。今年はスタッフをイングランドへ派遣することにしました。人は目を肥やすと、どのタネも撒きやすくなり、大きく育ちます。その希望を胸に。。
さて、薬院志岐英語塾はわたし志岐がデザインする個人指導塾で、現在私を含め3人の経験豊富な指導者で生徒様の英語を指導、コーチング・サポートしています。
英語学習といっても、生徒様個人のマインド、目的、そしてスポンサーである保護者様のマインドもさまざまです。絡まった紐を一つ一つ丁寧に解き、シンプルな一本の紐にするような作業を感じることも多々あります。そしてその紐を絡まないように太い太い紐にしていく指導デザインで、一人一人の生徒様と過ごしているような塾です。
そんな塾で、生徒様サイドから逆に指導者が、「自分がやっていることは平坦な道のりではないけど大丈夫。」と強い安らぎを感じることも、時にあり嬉しくなります。下は生徒様の一人Y君が、わたし志岐とのセッションでつぶやいてくれた内容を、あらためて書いてくれたものです。
〜 Y君が送ってくれたメッセージ 〜
英語は、ただの勉強科目ではなく、「コミュニケーションのためのツール」であるべきだ。テストのために文法や単語を暗記するのではなく、「英語を使って何かを伝えたい」「英語を通じて世界を広げたい」と思えるようなものが理想である。例えば、英語ができれば海外の人と直接会話ができるだけでなく、最新の情報に触れたり、映画や本を原文で楽しんだりすることもできる。しかし、学校では「正しい英語を使わなければならない」という意識が強くなりがちだが、完璧な英語でなくても「伝わること」が何より大切だ。英語を話すことへの抵抗感をなくし、「間違えてもいいから使ってみる」という姿勢を持てる環境が理想的だと思う。英語は楽しく、実践的で、使えば使うほど「もっと知りたい!」と思えるもの。そんな学び方ができれば、英語はもっと身近で役に立つものになるはずだと私は思う。
「学校での科目」の英語がどう変化し指導されようと、出口に現状の大学受験が待ち構えている限り、また、学校での成績処理がある限り、それはそれの英語学習になることは否めないでしょう。しかし、どの英語をやる(ここ日本にはいろいろな英語があるのです😅)にしても、そこに使う時間、労力が無駄なものであっては何も報われず、苦しいだろうな、と思います。わたしは、そこが嫌だなとシンプルに思っています。Y君が書いてくれた内容で、特に色をつけたところ、そのマインドに導いていくことがわたしの塾のポリシーです。
Y君、有難う!これからも頑張ってほしいです。
雪 雪 雪
自分の身体の変化、毎日の気持ちの変化を、素直に受け止め、今自分が在ること、そこに起こる人との繋がりに全てを向けると、そこから自ずと思い描く未来が希望でしかない。
移住先から薬院への通勤にも慣れてきました。
雪、雪、雪。。。自然美に圧倒される毎日です。
自宅より
移住します!
2024年は、わたしの健康維持のため?夫の国のイギリスへの行き来、家族との再会が簡単になるため?日本がこの夏暑過ぎて本当に住みにくかった😅ため?だったのか、とあるヨーロッパの国に移住案が浮上して、ビザ問題、生活、仕事に関して、日本と諸外国の関係を徹底的に調べたのです。現地にお住まいの日本人の素敵な公認会計士さんも含め、色々な方に色々と教えていただき本当にお世話になりました。有難うございました🙇♀️
夫と二人で色々な考え、思い、現実を語る中、、トピックが重過ぎたのか、、英語で話しているからか、頭痛が激しくなる始末💦 でも、数ヶ月に渡り、話し合いましたので、今得た結果に大満足です。
現在、私と夫は、わたしが大好きな海の近く、運良く現れてくれた一軒家を借りて住んでいるのですが、、
海よ、さよなら〜
この海外移住計画を白紙にした途端、ふと現れた山の中の一軒家を二人で購入するということになりました!
海外に飛び出すのと比べるとどんな困難もへっちゃら、と今のとこ言えますが、、さて、、どうなるでしょうか。。国内移住と呼べる感じの、新たな生活、人生の次のフェーズの始まりです。
体力を取り戻し、2025年も毎日に感謝し、楽しく、幸せでありたいです!
人間だから
前回呟きから、半年ぶりになったようです。
来月の頭に誕生日がまたもや巡ってくるのですが、この1年は特に身体の年齢的な急なダウンに心も今までの体も追いつけない、アンバランスなかなり辛い日だった、(「た」としておきたい願いです)とここに白状します。過去、どんなに厳しい環境に置かれても、比較的健康な身体と若さの精神もあり乗り超えてきたことを、改めて振り返り涙しました。
そんな中でも、やはり前を向いて行う個人指導に全力を尽くせたのは、仕事とは別の世界でわたしを支えてくれる大切な人々の存在。まるっと受け止めてくれる、生まれながらに縁のあった人々、、両親、いまを一緒に生きてくれる夫、様々なことを教えてくれた子供達、弟家族。
そして、その人々の中に、個人指導を通してご縁をいただいた、生徒様、その保護者様、一緒に指導を担当してくれる素晴らしい才能ある親友が含まれることを、さらに実感している今です。ご面談で頂戴したお母様からの言葉の中に、ここ日本での英語と接する本質があったり、子供に対する愛そのものが見える形できらりと光ったり(その度に、わたしの過去を振り返ることができるのも恵です)、生徒様の毎日に(わたしは個人指導の最初に「この1週間どうだった?」と聞くのですが)わたしも一緒に経験したような喜びを感じたり、、、
授業が終わり今日もあと1時間という頃の自宅への帰路は、魂が抜け出しそうになるような感覚でしんどかったにも関わらず、仕事をさせていただいている時は、そのような助けが背後から私を押し出してくれているような、、そんな感じだったのかなと思いながら書いています。
酷暑だった2024年の夏も過ぎ、よい季節とやっとなりました。
みなさん、本当に有難うございます。
メルボルンにて追憶 2024年春
オーストラリアは今回メルボルンにて滞在し、街中を歩き回りながら、、、。16歳の時、30年以上も前の1988年以来、「人生をかけることになるまじめな英語習得へのスタート」をきってから、成長もあり、全く変わらない自分もありの長い年月を感じて帰ってまいりました。
まじめなことはこのくらいで。。
わたしは実は、「鳥」が大好き!ちょっと内陸の1988年に過ごしたキャンベラほど、空を舞う数種のインコ達には今回は会えなかったけど、、キバタンには会えました!
頭フル回転だった気がする3ヶ月
久しぶりに書きます。
今日で2024年国公立の二次試験も終わり、今年度の一連の大学受験指導もひと段落。
この冬は、塾生以外の方々からもお問い合わせ、そしてご縁を頂き、九大、京大などの過去問指導添削を、唯一の休み日曜も潰し、行っておりました。目の前には生徒さんがいないけど、その方の書かれた答案から浮かび上がってくる指導すべきことを、ペン先に載せていく。次の答案作成で、その指導成果が出るように。生徒さんの持ち前の力を最大限に利用して。。
あまり眠れなくなりました。頭が、扇風機を止めた後、その羽が止まるまで時間がかかるように、くるくる回っている感じの眠りでした。
いや〜疲れましたね。ちょっと一部仕事も兼ねではありますが、違う空気を吸いに、2週間後、日本を出てきます。今回はオーストラリアのメルボルンへ。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様。結果だけでなく、全ての学びが自分の人生の糧になると信じてます。
「人生の豊かさ」の物指し
11月も過ぎ去ろうとしています。
本日は「勤労感謝の日」。生まれて初めて「勤労感謝の日」を自分にちょっと意識し、自宅にて久しぶりに書いています。
11月は誕生月でまた1つ歳をとったのですが、人生まだ半ばの歳であるからでしょうか、その豊かさを語るに、うまい言葉があるものとは言えません。ただ、どんな経験も、真っ只中の時は苦しくもがいた経験でも、胸が張り裂けそうな思いをした経験でも、「豊かさ」をより深いものにするものだったと、ただただ感じるものです。
さて、生徒のみなさん。
わたくしの塾を見つけてくれたのはお父様、お母様でしょうね。初めは「通わされた」のかもしれませんね。だけど、通っているうちに心身ともに成長し、英語学習に主体的になり、その努力が成果に現れてきますね。
今年の秋の英検受験も、CBT も含めひと段落ですが、その嬉しい合格に、お母様から嬉しい声を頂きました。
〜〜
(英検受験の際に)本人はあまり手応えがなかったようで、落ちたと内心思ったようで、びっくりして喜んでおりました。
中1のはじめの定期考査で残念な点数を取り、ホームページから先生の塾を知り、駆け込ませて頂きましたが、あらためてあの時にご縁があって本当に良かったと思っております。
〜〜
生徒のみなさん。毎日おつかれさま。
そして今日は「勤労感謝の日」。わたしの場所を含め、学校に塾にと通わせてくれる保護者様に感謝ですね。
よい祝日となりますように。
短期イギリス留学体験いかがですか。。。
秋真っ盛りです。こんにちは、志岐です。
毎日、生徒様、そしてサポートされている保護者様の存在を感じ、生徒様の日本での英語学習への努力が意味のあるものであるよう、相変わらず頭がいっぱいです。幸せなことです。感謝いたします。高三生の皆様、出口に向かってしっかり次の扉を開けるラスト数ヶ月です。毎日をしっかり大切に!
Jes先生に昨日よりロンドンに飛び立たって頂きました!Jes先生のZoom授業を受けている生徒様、ロンドンよりのレッスンになる場合もあるので個別にご連絡いたしますね。帰国は11月頭です。今回は、志岐がいいと思った、ロンドンにある語学学校運営者から直接話を聞いてきてもらう目的です。なによりも、アジアの若い日本人学生が初めてのイギリス体験をする際、安全面でのサポートをしっかり心得ているかどうか、、が最優先項目です。短期留学、海外体験に関しても、これまでたくさんご相談いただきましたが、、、チャンスがあれば、イギリスでどかーーーんとその歴史と伝統に圧倒されてみるのは、、、ものすごく深い意味でお勧めです。
前書きましたが、、志岐が1988年にオーストラリアにいた時は、オーストラリア建国200周年で故エリザベス女王が訪問されたのを目にしました。。あの時のアボリジニの皆さんの抗議運動もすごかった。。。
「書くこと Writing」が求められる理由
英検も来年からライティング試験内容が大幅にボリュームアップで変更ですね。。ま、そうなるだろうの当然の流れなのですが。。
当塾は毎週オリジナルトピックで英語ライティングを続けているのですが、かちっとはまった生徒様は、まず「書き続ける」という大切さを知り、英検をはじめとする各種検定試験でも大学受験でも発揮できる力を得ています。指導はかなりエネルギーを使用しますが、志岐も英検プロの森下先生も、辛抱強く日本の学生の英文を読み解くJes先生も、、皆さんの成長を楽しみに頑張っています。
さて、、、そもそもですが、
学習において時間をかけるのに自己満足感(よって結果)を得ない学習者の特徴
→ やる前に「めんどくさい」と発する
アカデミックな学び(つまり大学受験が延長にあり、大学教育まで受けようとしている今も含む)をしているのに、「めんどくさい」はあってはならないのは当たり前です。
ライティングは表面の英語暗記度合いだけを見るものではありません。
「めんどくさい」人発見器!
トピック背景にどのような常識があるのか、どのように書けば論理的で、誰も(採点者)が読むに受け入れる解答になるのか、、、全ての思考過程の結果が表れます。
めんどくさい作業(学習)を「めんどくさい」と思わない自分に成長すること
結構楽しいものですよ。
どんと構えられる自分になれます。ここ大切だと思います。

2023年夏イギリス
どんと構えるカンタベリー大聖堂の美しいステンドグラス
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